鹿児島県産黒豚メンチカツ(東急ストア久が原店)。いうなればショップブランドとも言える、スーパーが作ってその店舗で販売するお惣菜です。商品名通り鹿児島県産黒豚を使った一口サイズのメンチカツ。肉汁が口の中に広がるジューシーなメンチカツです。
鹿児島県産黒豚メンチカツとはなんだ
黒豚といえば鹿児島。
何しろ、かごしま黒豚と言う名称は1999年に商標登録されているそうです。
かごしま黒豚は、食肉市場では牛肉並の値が付けられるほどです。
黒豚は、イギリス原産の黒豚と、土着の豚を掛け合わせたものですが、主に鹿児島で土着の豚が飼われていたため、黒豚といえば鹿児島、というふうになったそうです。
ちなみに、鹿児島以外には、埼玉県(彩の国黒豚)や群馬県(とんくろー)、岡山県(おかやま黒豚)、香川県(讃岐黒豚)などもブランド黒豚の産地として知られています。
では、黒豚と普通の豚ではどう違うのか。
黒豚と普通の豚
普通の豚は、1ヶ月の飼育で食肉となりますが、黒豚はその2~3倍かけてゆっくり育てます。
それによって、引き締まった筋肉質に変化しています。
より筋肉質ということは、脂質の割合が低いということです。
そして、筋肉繊維が細かい上質の肉ということです。
時間をかけてやゆっくり育てて、より肉の質を上げるというのは、和牛と国産牛の関係にも似ていますね。
メンチカツとはなんだ
ところで、メンチカツとは何でしょうか。
まず、メンチというのは、ミンス(mince=刻んだ肉)⇒ミンチ⇒メンチと変化したもので、要するに挽肉です。
ひき肉といえば、ハンバーグがおなじみですね。
ハンバーグは、牛肉や豚肉、鶏肉などのひき肉の合い挽きにパン粉や玉ねぎでつないで焼きます。
合い挽きというのは、それぞれの残り肉を上手に利用する、という生活の知恵もあったでしょうし、たとえば牛肉と鶏肉では油の固まる温度が違いますから、単独の獣肉とはまた違った美味しさを味わえます。
そのパン粉を外側にまぶして揚げるのがメンチカツ(ミンチカツ)です。
もともとカツレツは、仔牛の薄切り肉にパン粉をまぶし、多めの油で揚げ焼きにした料理ですが、今は揚げ焼きよりは油であげる「カツ」が主流ですね。
というわけで、黒豚肉を使ったメンチカツ。
しかも、一口サイズ(本体80g)に仕上げたのが、鹿児島県産黒豚メンチカツ(東急ストア久が原店)です。
食べやすいサイズで、合い挽きではなく肉は黒豚肉のみなので、シンプルに黒豚肉の味を満喫できます。
おはようございます!
6月20日 本日の和膳です??
メインは新メニュー『鹿児島県産黒豚メンチカツ』です??#シブヤ食品 #宮城 #仙台 #宅配弁当 #弁当#和膳 pic.twitter.com/4YoBVZBbL2— お弁当のシブヤ食品 (@shibuyashokuhin) June 20, 2019
パンにもごはんにも合う和洋どちらでもござれのユーティリティー惣菜ですね。
東急ストア久が原店のオリジナル惣菜
東急ストア久が原店は、大田区久が原の東久が原商栄会という商店会(バス通り)に面したところにあります。
東急ストアは、東急グループのスーパーマーケットチェーンです。
業態は、東急ストア、とうきゅう、プレッセ、フレル、東急ストアフードステーションなどがあり、いずれも関東地方を中心に店舗を展開しています。
最近は、楽天カードのポイント対象店となり、QRコード払いでも楽天ペイを扱うようになり、大変便利になりました。
東急ストアは、他の地域スーパーに比べて、やや値段は高いけれど、質の高い商品を扱っているイメージがあります。
その意味では、スーパーが独自に調理して提供しているお惣菜も、信用できます。
そのひとつとして人気商品になっているのが、鹿児島県産黒豚のメンチカツ(税込322円)です。
もとより、鹿児島県産黒豚のメンチカツは、揚げる前のものがギフトモールとして提供されていました。
それをお惣菜として、家庭の食卓により近い惣菜コーナーで、揚げたものが提供されるようになったのです。
揚げたてを入れる袋も厚めのビニールで作ったオリジナルです。
裏には、赤をバックにして商品の説明が記載されています。
鹿児島県産黒豚 おいしさの秘密この説明だけで、商品の魅力がほぼ網羅されています。
鹿児島県は日本でも有数な黒豚の産地です。
豊かな自然の中で育った黒豚の脂は良質で臭みがなく、
口の中でまろやかにとろけます。
味はほのかな甘みがあり、さっぱりとしているのが特徴です。
鹿児島県で育った黒豚をより味わえるように
ジューシーなメンチカツに仕上げました。
一袋に5個入りです。
これがギフトモールですと、だいたい各社4000~5000円ぐらいですね。
1個あたり400~500円ですから、5個入りで322円の「東急ストアお惣菜」だとだいぶリーズナブルになりますね。
もちろん、作り方、材料違う別の商品ですから、値段だけを並べて、どちらが安いというのは決して純然たる商品比較ではありません。
ただ、揚げる前のものの相場ということです。
それを、すでに揚げてあってすぐに食べられるものを半分の個数でお手頃の値段なのはありがたい、ということです。
栄養成分と原材料
鹿児島県産黒豚のメンチカツの栄養成分は、1個あたり熱量109kcal、たんぱく質3.8g、脂質6.1g、炭水化物9.8g、食塩相当量0.3gです。
鹿児島県産黒豚のメンチカツの原材料は、黒豚肉(鹿児島県産)、玉葱、塩、卵、胡椒、ナツメグ、パン粉、小麦粉、ケチャップ、赤ワイン、油、砂糖、全粉乳、香辛料、酵母エキス、加工澱粉、増粘多糖類、クチナシ色素、(原材料の一部に小麦、卵、乳を含む)などとなっています。
アレルゲンは、卵・乳成分・小麦・大豆・豚肉です。
以上、鹿児島県産黒豚メンチカツ(東急ストア久が原店)は和洋どちらも合う肉汁が口中広がる一口サイズのジューシーなメンチカツ、でした。
コメント